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2020年9月21日 (月)

「連休に山を想う」(過去の山サイ記録から)

この四連休は山はお休みです。
明日の最終日は墓参りに行く予定です。

そんな中、このブログを書き始めるまでの間に利用していたmixiの記録を振り返ってみました。
2005年から5年ほど頻繁に記事を更新しています。話題はほとんど自転車ネタです。
ちょっとアクセスするのに苦労しましたが本当に久しぶりに覗いてみると、当時は山サイに大変アグレッシブに取り組んでいたなあ・・・と自分でも感心します。

中でも最も思い出深い記事が2009年の9月26日から27日にかけて夜行日帰りで「八ヶ岳・夏沢峠」をMTBで越えた時のものです。

当時の記事の本文を引用してみたいと思います。

                          《以下引用》

『念願の夏沢峠越え(2009.9.26~27)』

昨日の23:59新宿駅発の「ムーンライト信州91号白馬行」に無事乗車して、今朝の3:41に茅野駅に到着。
あたりは当然のことながら真っ暗でした。

自転車用のライトはフラッシングにして、もう一つヘルメットにヘッドランプを装着して午前4時に走り始めました。ところが出発早々ミスコース。そのついでにたまたま通りかかった24時間営業スーパーでおにぎりやらドリンクを購入。近くの新聞専売所でルートを確認して再度出発しました。

その後はひたすらオンロードヒルクライムとなります。三井の森という別荘地を通るのですが、その面積の広大なことと言ったらありません。
登っても登っても「三井の森」です。しかし、道路のセンターラインがなくなり舗装状況がやや悪くなるとすぐに「唐沢鉱泉」と「夏沢鉱泉」の分岐となりました。分岐に到着したのが丁度6時頃ですから茅野駅から2時間近くかかったことになります。

分岐から桜平までは道標によれば1時間50分、山と高原地図では2時間30分となっています。
マイカーでも桜平まで入れることから路面状況もまずまず、おおむね乗っていけます。
結局桜平には1時間かからずに到着できました。
ここからは何組かの登山者を追い越しつつ快調に押して行きます。
唐沢鉱泉分岐の道標によれば桜平から夏沢鉱泉まで30分とありましたが、ここも20分程度で到着できました。

ここで少々アクシデントが・・・。後輪のスポークが一本折れているのを発見したのです。「まあ大丈夫だろう」と判断し、暴れないようにほかのスポークに挟み込んで応急措置。写真を一枚撮ってオーレン小屋に向けて出発しました。途中何枚か写真を撮りつつ押しで登ります。
このあたりは針葉樹と広葉樹が入り交じり沢筋には美しいコケが発生し、庭園のような雰囲気を醸し出しています。夏沢鉱泉から30分強でオーレン小屋到着。小屋は登山客を送り出した後の清掃作業に忙しい様子です。ここでニホンカモシカに遭遇・・・。小屋の目の前に現れる様子からすると人間に何かもらうことに慣れてしまっているのかもしれません・・・。

今日一日の中でこのオーレン小屋から夏沢峠までが一番きつかった。登山道は大きめの石がごろごろとしていて押しずらいことこの上ない。
それでも茅野駅を出発して4時間半で無事夏沢峠に到着することができました。茅野駅の標高が790メートル、夏沢峠が2420メートルですから1600メートルもの標高差を良く登ったと自画自賛するとともに、高校・大学を通じて5回は八ヶ岳縦走の折りに通過しており、「懐かしい」という思いと「こんなだっけなぁ」という曖昧な記憶が交錯する一瞬でした。

出発前には10時前に夏沢峠到着の場合、硫黄岳をピストンしようかと思っていたのですが睡眠不足で足には疲労が相当蓄積しており、予報に反してすっかりガスってしまっている状況もあって、「本沢温泉の露天風呂を堪能しよう」とあっけなく宗旨替えして、9時には下り始めました。

下りはタイトターンを繰り返しながらどんどん高度を下げますが、大きな石が多く単独行であることから無理せず本沢温泉近くまではほとんど押しで下りました。途中段差で自転車を担ぎおろそうとした際、左脚が危うくつりそうになり肝を冷やしました。

本澤温泉手前で沢沿いの野天風呂を望見でき、小屋に到着後記念入浴券とオリジナル手ぬぐいを購入し、下ってきた道を空身で野天風呂へと登り返します。風呂はほんとに簡素なもので囲いのある脱衣施設もなく、まさに自然と一体となった野趣あふれるもので、他に入浴者がいないこともあってのんびりと白濁色の硫黄泉を堪能しました。

入浴後本沢温泉に戻りおにぎりで腹ごしらえをした後は、稲子登山口バス停のある稲子集落まで土のダブルトラックをこれでもかというくらい延々と下ったのでした。

小海線海尻駅近くに店があればビールで祝杯をと思ったのですが、無人駅で何もなく、かつ、11時半過ぎには駅に着いたのですが小淵沢行きは既に出た後で、佐久平経由で長野新幹線で帰京しました。

今回の計画は三年越しのもので、本来はオーレン小屋か夏沢鉱泉に泊まって走ればもっと余裕があったのだ思いますが、タイトなスケジュールの中で最大限自然と温泉を堪能でき、大変充実したツーリングとなり大満足でした。

                          《以上引用》

この記録は私の数多くの山サイ記録の中でも最も山サイらしいちょっと自慢のものです。
あれから早11年が経ち、体力的にも今の私に同様の夜行日帰りの旅は厳しいと思います(何と言っても当時はまだ40代でした。)。それだけに大切にしておきたい人生の一ページなのです。

いくつか写真も掲載しておきます。

オンロードも結構きつかった・・・。

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こちらは夏沢峠の山びこ荘です。ヤマネやモモンガが住む小屋として有名です。

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愛車トレックと共に。彼はその後大改装をして、ほぼフレームだけが残っています。

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こちら↓はこのツーリングの翌年1月に茨城の鶏足山にツーリングに出かけた時のものです。すっかり別モノになっているのがお判りいただけると思います。

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日本最高所の野天風呂。バックは硫黄岳の爆裂火口壁です。

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この風呂は囲いも脱衣所もなく登山道からも丸見えです。この時は貸し切りでした。

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本澤温泉にはもう一度行ってみたいと思っています。

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このコース図でお判りいただけると思いますが、まさに八ヶ岳大横断の旅でした。

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こんな山旅を是非またしてみたいですね(^^♪。
かつての仲間を誘ってオーレン小屋一泊で夏沢峠に再チャレンジするのもいいかもしれません・・・その時には是非硫黄岳ピストンを加えたいと・・・。

 

 

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