カテゴリー「八ヶ岳」の6件の記事

2021年10月 5日 (火)

「北八ヶ岳の森と池を歩く」(10月4日)

昨日は、北八ヶ岳の「白駒池入り口駐車場→麦草峠→丸山→高見石→白駒池(池一周)→白駒池入り口駐車場」という周回コースを歩いて苔の森と鮮やかな紅葉を満喫してきました。

前日は、佐久インター近くのビジネスホテルで宿泊。それだけではもったいないので、上田と小諸を観光で訪れました。
その時の様子は後日・・・番外編で。

ホテルで6時に朝食をとり、7時前には出発してコンビニで買い出しをして一路白駒池入り口駐車場へ向かいました。
今回はフリードなので299号の登坂もスムースです。白駒池駐車場には7時40分過ぎに到着です。
駐車場は299号の北側は満車、南側も6割方は埋まっています。平日なのに・・・(';')。

登山靴に履き替えて8時過ぎには出発しました。

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白駒池には向かわず、右折して麦草峠を目指します。そうです。まずは丸山を経由して高見石に登り白駒池を俯瞰しようという目論見です。

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なかなかいい雰囲気です。

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朝日を浴びた苔が美しい。

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麦草ヒュッテです。サマーシーズンは車で行ける珍しい山小屋です。

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茶臼山です。意外にも堂々としています。冬ばかり4回ほど登っています。

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こちらの分岐から丸山に登ります。ここから高見石小屋までは無雪期に歩くのは初めてです。

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いかにも北八ヶ岳らしい雰囲気・・・。

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苔の森です。

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いったん平坦になります。気温は暑くもなく寒くもなく絶好の秋山日和です。

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苔のカーペット。造形美ですね・・・。

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フカフカです。

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丸山の三角点に到着です。麦草峠からの標高差は200メートルほどです。御覧のとおり眺望には恵まれません。

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芸術的???

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きれいな色です。

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高見石を目指して下っていきます。細君もまずまず元気に歩いています。

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白駒池への分岐を過ぎ少々進むと渋の湯分岐があります。高見石小屋はすぐそこです。

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小屋前は多くの人でにぎわっています。ザックを置いてとりあえず高見石に登ります。大岩の堆積ピークなので登りづらい。気を抜くと事故につながります。
細君を誘導して慎重に登った高見石てっぺんから見下ろす白駒池です。素晴らしい。おまけに風もなく過ごしやすい。

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少々場所を移動したら、全景がすっきりと見える良きポイントが・・・。

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高見石小屋の存在もアクセントです。

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中山の山腹もパッチワークになっています。

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ズームするとこんな感じです。

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佐久盆地の向こうには雄大な浅間山が・・・。

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こちらは中央アルプスです。来年は行きたいと思っています。

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中央右から木曽駒、中岳、宝剣岳でしょうか・・・。

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空木岳でしょうか・・・。

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パステルカラーですね。

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さあ下りも慎重に・・・。

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高見石小屋でお土産を買おうと思ったのですが、待ち人多数で諦めました。

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雲一つありません。

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奥に高見石が見えています。

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小腹がすいたのでドーナッツで腹ごしらえ・・・。食べかけで見苦しくてすいません・・・。

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テルモスには緑茶レモンティーが入っています。

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小休止後白駒池に向かって下ります。こちらは分岐の指導標。

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こちらも苔の森です。

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白駒池に降り立ってしばらく行くと青苔荘です。

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アップルパイとコーヒーのセットを頼もうとしたら売り切れだそうです。まだ、お昼前なのに・・・。何と人が多いことか。

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ボート乗り場に行ってみると素晴らしい紅葉が・・・。

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真っ赤だ・・・。

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ここからは池を一周します。可愛らしい。苔の博物館が広がっています。

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紅葉が見事・・・。

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写真はマクロレンズで撮っています。

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イイ感じでしょ・・・。

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ぐるっと回って白駒荘に到着。買い物をしようとしたらこちらも立て込んでいるよう・・・。パスします。

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さあ、紅葉見物も最終コーナーです。

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この1枚がベストショットかも・・・。

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池畔を離れて駐車場へ向かいます。今日は、先日購入した一本締めザックにお供してもらいました。やはりシンプル・イズ・ベストです。

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こんな見事な苔も・・・。

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駐車場まで無事帰還しました。駐車場は満車。おまけに入場待ちの車がずらっと・・・。

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愛車に戻って登山靴を脱いで楽しかった紅葉狩りハイクも終了です。お疲れさまでした。

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荒々しい南八ヶ岳は爽快なピークハントや縦走が魅力ですが、私の嗜好には、しっとりとした北八ヶ岳の森や池の佇まいがよりマッチしているような気がします。

次回は冬の雨池をスノーシューで訪ねてみたいと思います。去年計画してコロナ禍で流れてしまったので!

 

※ 今日のヤマレコ記録

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2021年7月23日 (金)

「北八ヶ岳・双子山に登り双子池を訪ねる」(7月19日)

7月18日から21日まで3泊4日のキャンプ生活を「松原湖高原オートキャンプ場」で送った我々は、2日目の7月19日に大河原峠から双子山に登り、双子池を回って大河原峠に戻る周回コースを歩いてきました。

キャンプ場で朝食を取ってから出発です。

大河原峠には1時間15分ほどで到着しました。時刻は既に11時を少し回っています。
大河原峠の駐車場は平日にもかかわらず、ほぼ満車で手前の路肩にも結構な駐車車両があります。
我々は、カフェ「Adamo」の向かい側に運よく一台空きスペースがあったので滑り込めました。
大型バスも2台駐車中でしたがツアー会社のチャーターバスでしょう・・・。いずれにしろほとんどの人が蓼科山に登山中という感じです。
我々もトレッキングシューズに履き替えて、11時13分にスタートです。

大河原峠に来るのは大学時代に冬山登山で来たのが最後ですから39年ぶりといったところでしょうか・・・。

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さあ、ここからまずは双子山を目指します。標高差は200mもありません。

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樹林帯を抜けて振り返ると蓼科山が山頂を見せてくれています。手前ののっぺりした山は前掛山でしょうか。
標高2000メートルを超えていますが、結構暑い。

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北横岳が見えています。細君はかなりバテ気味です。

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それでもわずかな登りで双子山山頂に到着です。雲が湧いていて遠望はあまり効きませんがのびやかで気持ちの良い山頂です。
時刻は11時40分です。登りは30分かかりませんでした。

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名前のとおり山頂は双子になっています。上の写真の立派な標識があるのが言ってみれば北峰でしょうか(^^)。
下の写真の登山者が目指しているのが南峰に当たるかと・・・。

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北横岳の双耳峰が良く分かります。これが活火山というのは割と最近になって知りました。

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こちらは南峰山頂です。

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休憩を取らずに双子池を目指します。下の写真は左から蓼科山、前掛山、双子山南峰となります。雲が夏山らしい・・・。

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途中から笹に覆われた登山道を30分ばかり下って行くとお目当ての双子池ヒュッテに到着です。細君結構疲れました。
時刻は12時20分、山頂から40分かかました。

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お昼ごはんにビーフカレーを二人揃っていただきました。結構辛口です。ヒュッテでは雄池の水をくみ上げて飲料水にしているため、水は貴重です。そのため皿もスプーンも使い捨てのモノでした。

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食後、池に下りてみることにします。

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飲料水になっているので、このロープから先は飲食禁止です。

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冬にしか来たことのない私にはこの池の風情は格別です。細君も疲れてはいましたが、食事をとって、この池の神秘的な美しさに「来て良かった」と思ってくれたようです。

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対岸の人工物がちょっと・・・。砂防のための工作物でしょうか。

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透明度は高い。

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池畔から見上げる双子池ヒュッテです。

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記念に細君をパチリ。

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双子池には悲しい伝説が伝わり、龍が住んでいるとも言われているそうです。

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今度はちょっと離れた雌池へ・・・。

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魚が泳いでいるのを細君が発見しました。イワナ!それともヤマメでしょうか。

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こちらの方が水の色が濃いような・・・。いや、気のせいか・・・。
ちょうど対岸に幕営指定地があります。
学生時代の冬山でも、あそこに天張ったと思われます。全面凍結した池の氷でオンザロックを楽しんだことを思い出します。

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ヒュッテに戻り記念にオリジナルのTシャツと山バッジを購入します。
帰りは亀甲池を回るつもりだったのですが、細君が疲れていたので、ほとんど起伏のない大石川林道経由で大河原峠に戻ることにしました。
時刻は13時13分です。

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なかなか去り難いところですが・・・。

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ヒュッテの裏手の林道を雨池方面に進みます。

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大石川林道に出ました。ここは左へと進みます。

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自然豊かな環境です。鹿が現れそうな感じです。

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時々涼しい風が抜けていきますが、陽射しは強烈です。

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舗装路に出て左折して15分ほど歩くとバモスの待つ大河原峠です。

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到着です。時刻は14時05分。ヒュッテから1時間かかりませんでした。エスケープルートとして有用かなと・・・。
トータルで2時間55分のショートハイクでした。
大河原峠と言えばこの三角屋根の「大河原ヒュッテ」がシンボルでしたが、現在は休業中となってしまっています。

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夏の午後らしく積乱雲が湧いています。

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正味2時間少々のハイキングでしたが、素敵な風景に癒されました。
細君もあまり体調が優れない中、頑張りました。

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さあ夕飯の買い出しをしてキャンプ場へ戻りましょう・・・。

 

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2020年10月25日 (日)

「山バッジ購入で山小屋応援」

山小屋応援のため、金額的には極めて些少ではありますが山バッジを購入しました。
出品者は八ヶ岳・赤岳山頂に所在する赤岳頂上山荘です。コロナ禍で今シーズンの休業を早くから決定していた山小屋の一つです。
今回は硫黄岳と天狗岳のものを購入しました。赤岳と横岳のバッジも出品されていて一緒にオーダーしようとしたのですが、残念ながら品切れとなっていました。
いずれも今までに何度も登っている山です。

下の写真が届いたバッジです。

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こちらは硫黄岳のものです。描かれている高山植物はコマクサですね。

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硫黄岳に初めて登ったのは、1976年の12月29日。高校二年の山岳部冬合宿の四日目でした。12月26日に竜源橋から入山し、初日は大河原峠で幕営。
二日目は双子山、亀甲池、北横岳を経由してホワイトアウトの坪庭で幕営。亀甲池から北横岳の登りでは「先行パーティーのラッセルがなかったら相当ひどい目にあっただろう。」と当時の山行ノートに記録しています。また、翌朝テントから這い出すとロープウェイの駅が目と鼻の先だったのが強烈な印象で、深いガスの中に見えたロープウェイ駅の映像が今でも脳裏に焼き付いています。
三日目は縞枯山、茶臼山、麦草峠、高見石を経由して黒百合平で幕営。
そして四日目に「天狗岳」、「硫黄岳」に登り赤岳鉱泉まで下って幕営。
最終日に赤岳をピストンして下山しています。朝は晴れていたのに赤岳山頂では小雪が降り出し何も見えませんでした。
この年は年末に強い寒波に見舞われ、縦走中の最低気温は氷点下20度を下回り、行動食のみかんが冷凍ミカンになっていてピッケルで割って食べたのが懐かしく思い出されます。
ザックはキスリング、テントはビニロン製のウィンパー型でした。今使っていたら天然記念物ものですね・・・(^^) 。

二回目は1979年の同じく高校山岳部の冬合宿。ただ、立場は引率OBとしてでした。
入山は12月26日。1976年の冬と同様に初日は大河原峠で幕営。
二日目は蓼科山をピストン後双子山を越えて双子池で幕営。
三日目は大岳、北横岳、縞枯山、茶臼山を経由して麦草峠で幕営。
四日目は高見石、「天狗岳」を経由して夏沢峠で幕営。
最終日に「硫黄岳」に登って赤岳鉱泉経由で下山しています。1976年の冬に比較すると天候も安定していて雪の少ない年末の八ヶ岳でした。

三回目は1981年の8月18日。大学の同級生のO君との夏山。
8月16日に渋の湯から入山して高見石に登り、白駒池に下って青苔荘のキャンプ地で幕営。
二日目はにゅう、「天狗岳」、根石岳、箕冠山を経由してオーレン小屋で幕営。
最終日に「硫黄岳」、横岳、赤岳を縦走して行者小屋に下って美濃戸口に下山しています。

いずれも硫黄岳の山頂では素晴らしい展望に恵まれたように記憶しています。
最後に硫黄岳に登ってから39年が経過してしまいました。

 

こちらが天狗岳のものです。こちらの花もコマクサです。

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天狗岳の登頂歴は上記の三回にプラスして2013年の3月16日に職場の後輩I君と登っています。この時の記録はこちら

硫黄岳にはグリーンシーズンに再訪したいと・・・。できればMTBで夏沢峠を再訪してピストンしたい(もちろん自転車はデポして)と思っています。

八ヶ岳は何と言ってもアプローチが容易なので来シーズンにはまた足繁く通えると嬉しいのですが・・・( ^^) 。まずは今回の出品者である赤岳頂上山荘に泊まるのが順序ですかね・・・。

 

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2020年9月21日 (月)

「連休に山を想う」(過去の山サイ記録から)

この四連休は山はお休みです。
明日の最終日は墓参りに行く予定です。

そんな中、このブログを書き始めるまでの間に利用していたmixiの記録を振り返ってみました。
2005年から5年ほど頻繁に記事を更新しています。話題はほとんど自転車ネタです。
ちょっとアクセスするのに苦労しましたが本当に久しぶりに覗いてみると、当時は山サイに大変アグレッシブに取り組んでいたなあ・・・と自分でも感心します。

中でも最も思い出深い記事が2009年の9月26日から27日にかけて夜行日帰りで「八ヶ岳・夏沢峠」をMTBで越えた時のものです。

当時の記事の本文を引用してみたいと思います。

                          《以下引用》

『念願の夏沢峠越え(2009.9.26~27)』

昨日の23:59新宿駅発の「ムーンライト信州91号白馬行」に無事乗車して、今朝の3:41に茅野駅に到着。
あたりは当然のことながら真っ暗でした。

自転車用のライトはフラッシングにして、もう一つヘルメットにヘッドランプを装着して午前4時に走り始めました。ところが出発早々ミスコース。そのついでにたまたま通りかかった24時間営業スーパーでおにぎりやらドリンクを購入。近くの新聞専売所でルートを確認して再度出発しました。

その後はひたすらオンロードヒルクライムとなります。三井の森という別荘地を通るのですが、その面積の広大なことと言ったらありません。
登っても登っても「三井の森」です。しかし、道路のセンターラインがなくなり舗装状況がやや悪くなるとすぐに「唐沢鉱泉」と「夏沢鉱泉」の分岐となりました。分岐に到着したのが丁度6時頃ですから茅野駅から2時間近くかかったことになります。

分岐から桜平までは道標によれば1時間50分、山と高原地図では2時間30分となっています。
マイカーでも桜平まで入れることから路面状況もまずまず、おおむね乗っていけます。
結局桜平には1時間かからずに到着できました。
ここからは何組かの登山者を追い越しつつ快調に押して行きます。
唐沢鉱泉分岐の道標によれば桜平から夏沢鉱泉まで30分とありましたが、ここも20分程度で到着できました。

ここで少々アクシデントが・・・。後輪のスポークが一本折れているのを発見したのです。「まあ大丈夫だろう」と判断し、暴れないようにほかのスポークに挟み込んで応急措置。写真を一枚撮ってオーレン小屋に向けて出発しました。途中何枚か写真を撮りつつ押しで登ります。
このあたりは針葉樹と広葉樹が入り交じり沢筋には美しいコケが発生し、庭園のような雰囲気を醸し出しています。夏沢鉱泉から30分強でオーレン小屋到着。小屋は登山客を送り出した後の清掃作業に忙しい様子です。ここでニホンカモシカに遭遇・・・。小屋の目の前に現れる様子からすると人間に何かもらうことに慣れてしまっているのかもしれません・・・。

今日一日の中でこのオーレン小屋から夏沢峠までが一番きつかった。登山道は大きめの石がごろごろとしていて押しずらいことこの上ない。
それでも茅野駅を出発して4時間半で無事夏沢峠に到着することができました。茅野駅の標高が790メートル、夏沢峠が2420メートルですから1600メートルもの標高差を良く登ったと自画自賛するとともに、高校・大学を通じて5回は八ヶ岳縦走の折りに通過しており、「懐かしい」という思いと「こんなだっけなぁ」という曖昧な記憶が交錯する一瞬でした。

出発前には10時前に夏沢峠到着の場合、硫黄岳をピストンしようかと思っていたのですが睡眠不足で足には疲労が相当蓄積しており、予報に反してすっかりガスってしまっている状況もあって、「本沢温泉の露天風呂を堪能しよう」とあっけなく宗旨替えして、9時には下り始めました。

下りはタイトターンを繰り返しながらどんどん高度を下げますが、大きな石が多く単独行であることから無理せず本沢温泉近くまではほとんど押しで下りました。途中段差で自転車を担ぎおろそうとした際、左脚が危うくつりそうになり肝を冷やしました。

本澤温泉手前で沢沿いの野天風呂を望見でき、小屋に到着後記念入浴券とオリジナル手ぬぐいを購入し、下ってきた道を空身で野天風呂へと登り返します。風呂はほんとに簡素なもので囲いのある脱衣施設もなく、まさに自然と一体となった野趣あふれるもので、他に入浴者がいないこともあってのんびりと白濁色の硫黄泉を堪能しました。

入浴後本沢温泉に戻りおにぎりで腹ごしらえをした後は、稲子登山口バス停のある稲子集落まで土のダブルトラックをこれでもかというくらい延々と下ったのでした。

小海線海尻駅近くに店があればビールで祝杯をと思ったのですが、無人駅で何もなく、かつ、11時半過ぎには駅に着いたのですが小淵沢行きは既に出た後で、佐久平経由で長野新幹線で帰京しました。

今回の計画は三年越しのもので、本来はオーレン小屋か夏沢鉱泉に泊まって走ればもっと余裕があったのだ思いますが、タイトなスケジュールの中で最大限自然と温泉を堪能でき、大変充実したツーリングとなり大満足でした。

                          《以上引用》

この記録は私の数多くの山サイ記録の中でも最も山サイらしいちょっと自慢のものです。
あれから早11年が経ち、体力的にも今の私に同様の夜行日帰りの旅は厳しいと思います(何と言っても当時はまだ40代でした。)。それだけに大切にしておきたい人生の一ページなのです。

いくつか写真も掲載しておきます。

オンロードも結構きつかった・・・。

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こちらは夏沢峠の山びこ荘です。ヤマネやモモンガが住む小屋として有名です。

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愛車トレックと共に。彼はその後大改装をして、ほぼフレームだけが残っています。

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こちら↓はこのツーリングの翌年1月に茨城の鶏足山にツーリングに出かけた時のものです。すっかり別モノになっているのがお判りいただけると思います。

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日本最高所の野天風呂。バックは硫黄岳の爆裂火口壁です。

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この風呂は囲いも脱衣所もなく登山道からも丸見えです。この時は貸し切りでした。

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本澤温泉にはもう一度行ってみたいと思っています。

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このコース図でお判りいただけると思いますが、まさに八ヶ岳大横断の旅でした。

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こんな山旅を是非またしてみたいですね(^^♪。
かつての仲間を誘ってオーレン小屋一泊で夏沢峠に再チャレンジするのもいいかもしれません・・・その時には是非硫黄岳ピストンを加えたいと・・・。

 

 

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2020年6月28日 (日)

「白駒池と高見石そして苔観察ツアー②」(6月27日)

二日目は4時半に目が覚めました。
窓から外を見ると、どうやら晴れているようです。
布団の中にいる細君に声を掛けて、一人で外に出てみました。
いい感じで写真が何枚か撮れました。ただし、いずれもスマホです。
デジカメは昨夜バッテリー切れとなり、予備バッテリーに交換しようとしたところ、あろうことか違うデジカメのバッテリーを持ってきてしまったことに気付きました(>_<)。
ということで2日目の写真はすべてスマホ撮影です。

この朝の風景は池畔の小屋に泊っていればこそのものです。

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一度部屋に戻った後、陽が昇ってから再度数枚の写真を撮ります。

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本当に清々しい朝の風景です。
朝食は6時半からです。
食堂にも朝の陽射しがたっぷり差し込んでいます。

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朝食はこちらです。お腹いっぱいいただきました。

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食後にコーヒーをオーダーしました。

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さて今日は、白駒荘のオーナーがガイドしてくれる苔観察ツアーです。

準備をして8時過ぎに出発します。コースは池を時計回りに一周して、途中にゅうの登山道を少し登って苔の群生地を訪ねるというものです。

こちらはコセイタカスギゴケです(にわか勉強ですので間違っていたらお許しを・・・以下同じです。)。

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オーナーの説明によれば、10年ほど前に白駒荘、青苔荘、麦草ヒュッテ、高見石小屋の4つの山小屋のオーナーが北八ヶ岳の「苔の会」を結成して「自然にそこにある」苔をもっと多くの人に知ってもらおうと活動を始めたそうです。
初回に企画したイベントは参加者0だったそうです。

こちらはイワダレゴケでしょうか・・・。

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ツアーに先立っていただいたリーフレットと現物を見比べながらゆっくり歩いて行きます。

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よく見ると何とも言えない姿をしています。

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青苔荘を過ぎてしばらく行くと「もののけの森」に入ります。
39年前にも通ったはずですが、まったく記憶がありません。

この風景は一見の価値があります。白駒池は十万年前に中山の噴火で大石川が堰き止められてできたと言われているそうですから、この森も気の遠くなる歳月を経て現在の形を作り出しているんだと思います。

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まさに「もののけの森」です。

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苔に手を触れてみるとカーペットのようです。

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池から離れてにゅうへの登山道を進むとこんな景観が・・・。ムツデチョウチンゴケだったと思います。苔の会のシンボル「コケ丸」のモデルゴケですね・・・(^^)/。

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池まで戻って間もなく終着点、白駒荘です。

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これこそムツデチョウチンゴケです。

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最後は白駒荘本館下の「ヒカリゴケ」を見学して、新館前でオーナーに白駒池と白駒荘の歴史を解説していただいて10時過ぎにはツアーを終了しました。
次回は厳冬期にスノーシューでの再訪をオーナーに約束してコーヒーをご馳走になった後11時前にチェックアウトしました。

昨日の白樺荘までの往路では苔がすごいなくらいにしか思いませんでしたが、今日の帰り道はちょっとばかり違います(^^)。

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国道沿い駐車場まで戻ってきました。今日がお天気で何よりです。

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流石に今日は土曜日で梅雨の中休みということもあり駐車場は満車でした。
売店で若干のお土産を購入して「ヤッホーの湯」に立ち寄って汗を流します。
5月いっぱいコロナ対策で休業していたようですが、現在は営業再開しています。源泉掛け流しの大変いいお湯で、露天風呂からの八ヶ岳連峰の眺めも秀逸でした。

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こちらは入浴後に駐車場近くから見た八ヶ岳です。左から赤岳、横岳、硫黄岳、根石岳、天狗岳、稲子岳、にゅうと一望できます。

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温泉を後にして途中道の駅で昼食をとり、一路自宅を目指しました。渋滞もなく予定どうり帰宅できて何よりでした。
今回のコースは山歩きというより山散歩でしたが、久しぶりの北八ヶ岳の森に大変癒され、初日金曜日、二日目土曜日という選択も奏功して混雑とは縁遠い二日間を過ごすことが出来ました。

※ 今回は四個の山バッジを購入してきました。

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高見石小屋のオリジナルバッジ

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同じく高見石小屋のレトロなオリジナルバッジ

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白駒荘のオリジナルバッジ

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今年中止になった「八ヶ岳開山祭」のバッジ

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※ 最後に今回のコース図を掲載しておきます。

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「白駒池と高見石そして苔観察ツアー①」(6月26日)

6月19日に都県を跨ぐ移動制限が解除されたので、2か月半ぶりに山の空気を吸いに北八ヶ岳は白駒池と高見石そして白駒池周辺の苔観察ツアーに行ってきました。

初日はあいにくの天気予報です。目指すは国道299号線、通称「メルヘン街道」沿いの白駒の池駐車場・・・。
自宅を6時過ぎに出発して駐車場に到着したのは10時半。標高2000mを超えるだけあって時折雨交じりの強風が吹き抜けます。
雨衣を着込んでスパッツを着装・・・ザックにもレインカバーを付けます。
なお、平日にもかかわらず、そこそこの先客がいます。ちなみに駐車料金は600円。一泊ですと1200円になります。
トイレは立派な水洗トイレがありますが、一回50円のチップ制です。
下の写真の左の建物は土産物店と。森林組合の管理事務所です。

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完璧な雨装備で11時に出発しました。国道を横断すると白駒の池へのトレイルの入り口になります。

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結構雨脚が強い。ただ、この森の中のトレイルに一歩足を踏み入れると何とも言えない香りがして癒されます。フィトンチッド効果でしょうか・・・。森はコロナ禍とは無縁という気がします。

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雨で潤って苔も美しい。

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青苔荘と白駒荘の分岐です。我々の今宵の宿は「白駒荘」ですのでここは右へ進みます。

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僅かな距離で白駒荘に到着です。こちらは「新館」です。2018年の大みそかに火災で焼失し、その後新築されたものです。

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チェックインは15時なので荷物を預かってもらい昼食をとってから高見石小屋をピストンしてこようと思っていたのですが、女将さんから「もう部屋の準備ができてますからどうぞ上がってゆっくりしてください。」とのありがたいお言葉を・・・(^^)。
さらには「今日は貸し切りですからお部屋も選んでください。」とのこと。
我々は池の見える10畳ほどのこちらの部屋に決めさせていただきました。

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その後食堂で昼食をいただきます。
お腹ペコペコなのでまずはおでんを注文。

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続いて野菜そばを・・・。こちらはオーナーが育てた新鮮な野菜がのっていて大変おいしくいただきました。

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そして12時半過ぎに再び雨衣を着込んで高見石を目指します。細君は空身です。それでも「体も足も重い」と・・・。

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この天気ですと高見石に登っても眺望ゼロでしょうから、小屋まで行って名物の揚げパンをいただくつもりです。

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風もあるようですが、コメツガやトウヒの深い森の中は影響がほとんどありません。

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細君も頑張ります。

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麦草峠からの道と合流です。小屋までもう少しのはずです。

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到着です。高見石小屋は高校山岳部の冬合宿等々で何度も前は通っています。最後に通過したのは、39年前の大学3年の時に渋の湯から高見石に登って白駒池青苔荘の天場で一泊目、翌日「にゅう」に登って東天狗、根石岳を経由してオーレン小屋の天場で二泊目、最終日に硫黄から赤岳まで縦走して美濃戸口に下山して以来です。
小屋の外観は当時とほとんど変わっていないような気がしました。

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扉を開けて声をかけ「揚げパン食べられますか?」と尋ねると、管理人氏から「大丈夫ですよ。ただ、宿泊のお客さん以外は外で食事してもらうことになりますが・・・。」との返答が。コロナ対策なんでしょうね・・・。

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コーヒーと揚げパンです。揚げパンは人気のきなこ味でしたが、美味しかった。

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高見石を見上げます。周辺は標高2300mだけあって時折ゴーっという風の音と強い雨が叩きつけます。私の中で眠っていた山の感性に少なからず刺激を与えてくれたようです。

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軽食を済ませて下山開始です。往路と同じ道で帰ります。出発する時に白駒荘のスタッフの方から「今日は雨で特に下りは滑りやすいので十分気を付けて・・・。また、ゴロゴロとという雷鳴が聞こえたら登りの途中でも引き返してください。」とアドバイスされていました。道中雷鳴はまったく聞こえませんでした。
高見石小屋も昔ながらの山小屋の雰囲気を守っていますね・・・。

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帰りはスリップに注意して下りました。分岐まで無事に戻ってきました。

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白駒荘まではあと僅かです。

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帰還しました。こちらは雨衣干場です。

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新館の二階です。山小屋とは思えない綺麗さです。

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トイレは男女別に一室ずつ洋式水洗が備わっています。使ったロール紙は備え付けのダストボックスに入れるシステムです。

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部屋には灯油ファンヒーターが置いてあり灯油も満タンで、入室時に確認したところ「いつでも使ってください。」とのことでした。部屋の気温は何もしなくて18℃程度でしたので数回ヒーターを点けましたが、温まるとすぐに消火するという感じでした。

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我々が高見石から戻るのに合わせて風呂を沸かしてくれていて3時過ぎには入浴できました。風呂の湯は薄い緑色でしたが、翌日オーナーに確認すると池の水を使っているそうです。滑らかないいお湯でした。お風呂のみならず飲料水を含む水はすべて池の水をポンプアップして利用しているとのことでした。
したがって石鹸、シャンプーの類は使用禁止です。

一階には外来者も100円のチップを払って利用できる立派なトイレがあります。男女とも一室はウォッシュレットになっています。
入浴後5時半の夕食まで少々散策を・・・。こちらは本館です。手は入れられていますが、昔ながらの山小屋です。

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そして我々の宿となった新館です。

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この頃にはすっかり雨も上がりました。ボート乗り場から池を俯瞰します。

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天気が良ければまた違った味わいがあるんでしょうが・・・。

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さて夕食です。大きな食堂にポツンと我々のみの、ちょっと寂しい夕食です。

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まずはビールで乾杯。窓の外はまた雨が落ち始めました。

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贅沢ながらボリュームが有り過ぎです('_')。

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おいしい食事を堪能して部屋へ戻るとまだ6時を少々回ったところです。
しばらく持参したラジオを聞いていましたが、細君も私も9時前には就寝です。
布団は羽根布団でした。
第一日、お疲れさまでした。

※ 館内にはテレビはありません。また、携帯もつながりません。天気予報等を確認するにはラジオがあると良いかと思います。

 

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